スマホでこっそりと読めます
性欲を持てあますオタク女子の雫。
学校という神聖な学び舎であってもクロッチの裏側をヌルヌルに発酵させてしまう。
√2 学校で我慢の果てに……セウト!
(はぁ……、刺激のない毎日……)
初夏の抜けるような青空に、たった一つだけ浮かんだ綿雲を見つけ、雫は憂鬱げなため息を漏らしてしまう。
歩いているのはいつもの代わり映えのしない閑静な住宅街を抜けていく通学路。
学校までは歩いて大体20分くらいかかる。
(おもらしショーツ穿いてるのに、最近全然熱くなれない……。慣れって怖い。あたし、変態なのかな)
最初のころはおもらしショーツを穿いているとバレたらどうしよう、どうなってしまうんだろうとドキドキして、色々と妄想してしまって、教室につくころにはショーツをぐしょ濡れのヌルヌルにさせていたものだ。
だけどいまではそういうことは無くなった。
(あのころの純粋だったころのあたしに戻りたい……)
それを言ったら、おねしょしたショーツを穿いて登校しようだなんて思いつく時点で純粋じゃないし。
むしろ変態だし。
しかも今となっては、いつもおもらしショーツを穿いて登校してきている。
ちゃんと匂いがしないように消臭スプレーを持ち歩いているし、スカートのお尻に染みができていないか、しっかり注意しながら。
(もう、すっかり慣れちゃったなぁ)
いつもおもらしショーツがおまたに食い込んできていると、だんだんとその刺激に慣れてきてしまって、なんというか、刺激が足りないような気がしてくる。
(そうだ)
いつもの通学路をぼんやりと登校しながら、雫はハッと閃く。
思わず立ち止まりそうになるけど、そこは我慢して。
しかし脳内ではすでに次なるエッチなことを妄想している。
それは……。
(学校でおもらし……してみる? でも、そんなことしたら気づかれちゃうかもしれないし……!)
歩きながら、頬が熱くなるのを感じる。
こうなってしまうと火がついた女体は収まってはくれない。
(やだ。なんでドキドキしてるの?)
学校でおもらしするところを想像しただけで、トクン、胸が高鳴って、落ち着いてきたはずの秘筋がじゅわりと熱くなってくる。
(ぱんつのなか、熱くなってきてる)
そんなことを考えながら、いつものように校門をくぐって昇降口で上履きに履きかえる。
ショーツが見えないように、しっかりと気を遣いながら。
☆
(うぅ~、おまた、むらむらする)
雫が人知れず眉をしかめてしまったのは昼休みの教室でのことだった。
ちょっとお行儀が悪いけど、本を読みながら購買部で買ってきた菓子パンを無心に咀嚼する。
だけどいつもならすぐに読書に集中できるはずなのに、雫の意識はぱんつにばかり集中していた。
(もぅ、クロッチ……お尻までヌルヌルだよ……)
もぞもぞと、やや肉の乗りすぎた太ももを擦り合わせる。
するとクロッチの裏側に、ネバッとした糸が張る、気持ち悪い感触がした。
一度昂ぶった女体は、どんなに平静を装おうとしても、ショーツを淫靡な汁で汚してしまう。
(エッチなこと、頭から離れないし!)
諸悪の根源は、朝にふと思いついてしまったアイディア。
学校でおもらしをしたら、どうなってしまうのだろう?
どんなに気持ちいいことだろう?
そのことがずっと頭から離れずに昼休みになり、いまや雫のショーツはおもらしをしたかのように愛液でヌルヌルになっていた。
「ふぅ」
雫は誰にも悟られない小さな、しかし熱い吐息を漏らすと、パタンと文庫本を閉じる。
そしてヌルとしたショーツに顔をしかめながらも立ち上がると、トイレへと向かうのだった。
☆
「うわぁ。ぱんつの裏側、発酵してるし」
女子トイレの個室でショーツを降ろす。
すると露わになったクロッチの裏側は、愛液や少女の汚れで茶色く発酵していた。
それは栗きんとんの残りかすによく似ていた。
モワァ……。
ショーツのなかから立ち昇ってきたのは、おしっこと汗、そして少女の匂いが混じり合った、チーズ系のすっぱい香り。
ゆうべから穿き続けてきたおねしょショーツは、いまにも力尽きそうになっていた。
新型コロナウイルスで自粛生活が続きますが、少しでも楽しんでもらえますように。
この週末は肉親が入院している病院のお医者様から衝撃的なお知らせがあったので、10月は平日の毎日更新はちょっと無理だと思います。
◆パトロンサイト◆
応援してくれると頑張れます☆
皆様が月々300円~支援してくれることで、マニアックな小説を書き続けることができ、イラストレーターさんへの依頼料にあてることができます。
掲示板(ご自由に使ってください)
もれもれで百合百合です。
Kindle版もあります!