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雨降りのなかでおもらししてもバレないよね!
しかし不幸なことに子供が通りかかり……!!
じゅわわっ、
ジュワワワワ……。
少しずつおまたの力を抜いていくと、クロッチの裏側に背徳的な温もりが広がり、滲みだしてくる。
内股を生温かい手に愛撫されているかのような感覚に陥り、雫の尿道は快楽にほどけていく。
「太もも、触られると感じちゃう……」
しゅいいいいいいいいいい……。
ただでさえ雫の身体は何度も重ねてきたおもらしをで興奮するようになっている。
雨で冷え切っている太ももを愛撫され、ふくらはぎを伝い落ち、ローファーの中に生温かいおしっこが溜まっていく。
下半身が、おしっこに浸されていく。
「誰かに見られてるかもしれないのに……はぁぁ……。おしっこ、止まらない……。あったかくて、気持ちいいぃ……」
じゅもももももももももも……。
じゅもももももももももも……。
身体が冷えているせいか、いつもよりもおしっこの温もりを生々しく感じるような気がする。
上半身は寒いのに、緩みきった下半身だけが温かく、いや、熱くなっていく。
「おしっこ、気持ちいい……」
しゅいいいいいいいいいいい……。
ショーツから聞こえてくる、くぐもった恥ずかしい音が雨にかき消される。
しかし雫の足元ではうっすらとおしっこで水たまりが広がりつつあった。
「ああ、おしっこ……こんなに広がってるだなんて」
いつもおもらし遊びをするときはおむつを穿いているときか、トイレでこっそりすることが多いから、足元におしっこが広がっていく開放感が凄い。
それは決して少女が味わってはいけない、背徳的な開放感。

(もしも、こんなところを誰かに見られたら、どうしよう)
しゅわわわわわわわわわわ……。
雫はなんの躊躇いもなく立ったまま、ショーツのなかに尿意を放っていく。
もしもいま人が通りがかったとしても、おしっこを止めることはできない。
女性器というのは、一度で始めたおしっこを止めるには、あまりもに不都合な形をしているのだ。
一度漏らし始めたら、すべてを出し切るしかない――。
「……は!?」
しゅいいいいいいいいい……。
……プシャア!
雫は大きく身震いをして、おしっこを噴き出してしまう。
なぜならば。
(ヤバ……、誰か、こっちに、きてる……!?)
雨音にまぎれて、ヒタヒタと誰かがこちらに近づいてきている気配。
住宅街のブロック塀の影になっている曲がり角から、1人……、いや二人分の足音が近づいてきている。
(ちょ……! 待っ……! よりよってこのタイミングで!)
じゅもももももももももも……。
しゅいいいいいいいいいいい……。
おしっこを止めようと思っても、緩みきった尿道は簡単には閉じてくれない。
むしろ人の気配に鼓動が早くなり、頬が、股間が熱くなってきてしまう。
そしてついにすぐそこの曲がり角から人影が現れる。
それは、買い物に行く途中なのだろう、子連れの母親だった。
『夕飯はなにが食べたい?』
『ハンバーグ!』
そんな他愛もない会話を交わしながら、雫のほうへと近づいてくる。
それでも雫はおしっこを止めることができない。
どんなにおまたに力を入れても、キュンッ、キュンッ! クレヴァスが虚しく痙攣するだけだった。
(ヤバい……、バレたら、社会的に終わる……!)
しゅわわわわわわわわわわ……。
ショーツからくぐもった水音が止まらない。
一刻も早くおしっこを止めなくてはいけないのに。
理性では分かっている。
だけど熱くほどけたおまたは、おしっこを垂れ流し続けている。
『本当にハンバーグが好きよねぇ』
『うん! 毎日ハンバーグ食べたい! あとグラタンも!』
子供ってこってりした洋食がすきだよなあ、などと思いながらも雫はその場で立ち尽くすことしかできない。
せめてカバンの中を探す振りでもできれば良いけど、今更になって気づくけどカバンは地面に落ちて雨に濡れている。
おもらしの快楽のあまり、いつの間にかカバンを落としてしまっていたようだ。
(ああっ、見ないで……。おもらししてるから、見ないで……っ)
しゅわわわわわわわわわ……。
おもらしをしながら立ち尽くし、親子連れがすれ違い……、そのときだった。
子供が不思議そうな表情を浮かべて、雫のことを見上げてきたのだ。
『……お姉、ちゃ……ん?』
「な、ななな、なに、かな……?」
相手が子供とはいえあまり喋ることが得意ではない雫は、緊張のあまり声が上ずってしまう。
こうしている瞬間にも、
じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ……。
おしっこは漏れ続けていて、内股にレモネードの滝ができあがっているというのに。
(お願い……、気づかないで……!)
しゅわわわわわわわわわ……。
くぐもったおしっこの音が、妙に大きく感じられる。
それに子供の目線は、ちょうど雫のスカートの高さにある。
きっと、バレている……。
おもらしをしていることがバレている……!
『こんにちは、お姉ちゃん!』
しかし子供の口から飛び出してきたのは、なにも恐れることはない、ごく普通の挨拶だった。
そのことに安堵しつつ……、身体は正直だった。
じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ……。
気が抜けてしまったのか、おしっこの勢いが増してしまう。
内股を撫で回していくおしっこの滝が勢いを増し、足元に広がる水たまりがアンモニアの湯気を上げ――。
「こ、こんにちはっ。あ、挨拶できて、……えっ、偉い、ゾ」
『うん! それじゃあバイバイ、お姉ちゃん!』
「ば、バイバイ……ッッ」
たったそれだけのやりとり。
子供は母に手を引かれていき……、やがて足音も雨の音に小さくなっていく。
短い言葉を交わしただけだというのに、ドッと疲労感に襲われる。
自然と股間の力も抜けていき、
しゅわわわわわわわわわ……。
「あっ、あああぁぁ~」
しゅいいいいいいいいいい……。
止めどなくおしっこが漏れ出してくると、ビシャビシャと恥ずかしい音を立てて地面へと散っていった。
雨の匂いに、隠しきれないアンモニア臭が混じる。
もしもいまの親子連れがくるのが、あと数秒遅かったら……、きっと雫のおもらしはバレていたに違いなかった。
「はぁ……、はぁぁ…………ううっ!」
ブルルッ!
――プッシャア!
最後の一絞りを出し切って、雫のおもらしは終わってくれた。
上半身は雨に濡れて冷たいのに、下半身は生温かい。
奇妙な感覚だった。
(あたしがおもらししたって……、バレて、ない、よね……?)
地面に落としていたカバンを拾い上げると、雫はよたよたと歩き出す。
そして数歩進んだところで振り返る。
さっきまで雫がおもらしをしていたところは、煙るような大雨が覆い隠してくれていた。
「雨、激しくなってる。早く帰らないと」
雨は激しくなっていたけど、火照った身体にはちょうどいいシャワーに感じられる。
帰ったら、温かい本当のシャワーを浴びよう……。そんなことを考えながら、雫は再び歩きはじめるのだった。
この作品は新作として2020年11月7日に発売予定です。
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