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百合小説!


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百合香る夏合宿16

<英語版はこちら>
Click here for the English section of the illustration (text is in Japanese)



朝一番の女子のおしっこの勢いは強い。

目次

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 もしやと思って、星那は飛び起きてしまう。
 大部屋では布団が敷き詰められていて、他の女子たちが眠っていた。
 もちろん、隣の布団では桃恵が安らかな寝息を立てている。
 だけど星那の心の中は安らかではない。
 お尻を包み込んでいるショーツがひんやりと湿っているのだ。
 よりにもよってそのショーツは、桃恵のネコさんショーツ。まさか、この年にもなって――。

「まさか、おねしょ……?」

 星那はよくやらかしてしまうことがあった。
 マラソンしているとき尿意を催したときはすぐに尿道の力を抜けるようにしているので、走っている夢を見ただけでもおねしょしてしまう。

 布団から飛び起きた星那は、しかし安堵のため息を漏らす。
 ショーツは冷たくお尻に張り付いてきているけど、シーツには恥ずかしい世界地図は無かったのだ。

「危ねえところだったぜ……」

 だけど、そうなるとショーツがこんなに湿っている原因とは?
 それになんだか股間だけではなくてお尻までもヌルッとしているような気がする。
 もしや、この感触は……。

「とりあえずトイレ、行っとくか」

 安心したら急に尿意がこみ上げてきた。

 星那は寝ている女子たちを避けながら、忍び足でトイレへと向かう。
 そして一番奥のトイレの個室へと入ると、静かにドアを閉めた。

「ふう……、よっこいしょっと」

 星那はやや親父臭いかけ声とともに、ブルマをショーツごと下ろして洋式のトイレに腰を下ろす。

「ああ~」
 気の抜けた声とともに、

 しゅいいいいいいいい……。

 星那の、なんの躊躇いもない放尿が始まった。
 一晩中溜まっていた小水は濃厚で、脚のあいだからツーンとしたアンモニア臭が立ち昇ってきた。

 しょおおおおおおおお……。

ぶるるっ!

「ふう……っ」

 小さな身震いとともに星那の放尿はすぐに終わった。
 星那はトイレットペーパーを手に取ると褐色の美丘へと指を食い込ませていく。
 そのときだった。
 チリリッ。

「んっ!」

 股間から走る微弱電流に、星那は背筋を丸めてしまう。
 この感触は間違いない。
 剥けてしまっているのだ。
 クリトリスが。

「まだ朝なのに……っ。やっぱり、こいつのせいだろうなぁ……」

 星那は顔をしかめながらも、降ろされたショーツへと視線を走らせる。
 星那はいつもローライズのショーツを愛用しているけど、今日は違う。
 なにしろゆうべ桃恵と交換こしたネコさんショーツをそのまま穿き続けていたのだ。

 そんなネコさんショーツのクロッチの裏側には、星那の愛液でエッチな染みができあがっていた。
 寝ているあいだに身体が熱くなってしまったのだろう。
 エッチな染みは、お尻のほうにまで広がっていた。

「あちゃー……。おねしょよりも酷いことになってるし……」

 桃恵のショーツを少女の蜜で汚してしまったことに、星那は頭を抱えてしまう。
 さて、どうしようか?
 普通だったら桃恵に見つかる前に洗濯するが……。
 だけど、桃恵が穿いたショーツを洗濯してしまうなんて、なんだかとてももったいないことのように思える。

(このぱんつは、きのう桃恵が一日中穿いてたぱんつ……)

 このショーツには、桃恵の匂いがいっぱい染みこんでいるのだ。
 それを洗濯してしまうだなんて、星那にできるはずがなかった。

(どうするかなー)

 迷っていると、

「ううっ、漏れる~」

 切羽詰まった声とともに、一人ぶんの足音がトイレに駆け込んでくると、隣の個室のドアが閉まる。
 この声を聞き間違えるはずがない。
 どうやら桃恵もトイレにやってきたらしい。
 慌てて個室に駆け込むと、その数秒後、

 プシュ――ッ!
 しゃあああああああ……。

 大人しい桃恵にしては大胆な水音が女子トイレに響き渡った。
 どうやら一番奥の個室に星那が入っていることに気づいていないようだ。

「はああ~。危ないところだった……」

 しょおおおおおおお……。

 水音に混じって、桃恵の独り言が聞こえてくる。
 このまま聞き耳を立てているのも悪いかなと思いながらも、星那はついつい気になって聞き入っていた。

「ンンッ! はふう……すっきりしたぁ……」

 どうやら全部出し切ったらしい。
 カラカラと落とし紙を巻き取る音が聞こえてきた。
 それからなにかを拭う音が続き……、そして聞こえてきたのは深いため息だった。

「はぁ……。どうしよう。先輩のショーツ、凄いことになってる」

 どうやら桃恵も似たような状況でトイレに駆け込んできたらしい。
 そう思ったら、洗濯しようかどうか迷っていた自分がなんだか急におかしくなってきてしまう。

「ははっ。桃恵もなのか?」
 便座に座ったまま、天井に向けて声をかけると、

「せ、先輩……!? ちょっ、いるんなら言ってくださいよっ」
「悪い悪い。でも、桃恵もオレと同じみたいだな」
「えっ? 同じって……」
「オレもぱんつが大変なことになってるぞ~」
「それじゃあ先輩も」
「ああ、そういうことだ♪」

 星那は洋式トイレから立ち上がると、なんの躊躇いもなくショーツをブルマごと上げた。
 朝の空気に触れていた愛液が冷たくお尻に纏わり付いてきているけど、心配いらないだろう。
 どうせすぐに熱くなるのだ。
 星那はトイレの水を流すと、ピンと背筋を伸ばして個室を出た。
 そんな星那を追うようにして、桃恵も個室から出てくる。

 桃恵も、星那と同じようにブルマを穿いていた。
 その内側には、星那のドクロ柄のローライズショーツを穿いているのだろう。
 桃恵の頬は、ほんのりと桃色に染まっていた。

「今日はずっと先輩と一緒です」
「ああ、桃恵に撫で回されてるみたいだ」

 トイレから出ると、思っていたよりも長いあいだトイレに籠もっていたようだ。
 窓からは、早くも真夏の強い日差しが射し込んできている。
 今日も、きっと暑くなることだろう。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

百合香る夏合宿17につづく!






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