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百合小説!


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百合香る夏合宿15

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おもらしオンリーの同人誌
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一日中穿いてきたショーツを交換こして穿く。

ネコさんショーツはちょっと小さい。


目次

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「ふふっ、それじゃ遠慮なく……。んん? やっぱりサイズが合わないな」
「当たり前じゃないですか。先輩のほうがスタイルいいんですから」
「んっ、でも、なんとか入りそうだぞ」

 なんとか星那はネコさんショーツを穿いてみせる。
 コットン製の女児ショーツはよく伸びる。
 だから星那でも穿くことができたのだろう。

「……フカフカしてて、なんだか懐かしい感触がするな。桃恵の猫ぱんつ」
「どうせ子供っぽいぱんつ穿いてますもん……」
「オレはたまにはこんなに可愛いショーツも新鮮でいいと思うけどな。……って、おや?」
「どうしました? 先輩」

 不意に首をかしげる星那。
 ショーツの臍の部分を引っ張って、中を覗き込む。

「いや、なんか股ぐらのところがヌルってしてるような気がするんだが……気のせいか?」
「そ、それは……っ。ううっ、今日は先輩のこと、ずっと考えてたから」
「お、おう」

 一瞬だけ驚いて見せた星那だけど、何事もなかったかのように体操服とブルマを穿いていく。
 ちなみに体操服まで交換こしたら他の女子たちにバレてしまうから、交換こするのはショーツだけだ。

「先輩、気持ち悪いなら止めておいたほうが……」
「オレは気持ち悪いなんて思ってないぞ。好きでやってるんだから。……お前だってそうなんだろう?」
「……は、はいっ」

 八重歯を覗かせてウインクする星那に、桃恵は頬が熱くなるのを感じた。
 好きで桃恵のショーツを穿いている、と言うことは……?

(やだ、先輩、イケメン過ぎるよ)
 不意打ちみたいな笑みにドキッとしてしまい、桃恵は視線を逸らしてしまう。
 それでも星那を少しでも近くに感じていたくて、星那のショーツを穿いたままでブルマを穿いていった。
 これで体操服を着れば、まさか二人がショーツを交換こしているだなんて誰も思いもしないだろう。

「よし、準備できたな。そろそろみんなが来るころだから、さっさと飯の準備しておくぞ。今夜はオレが晩飯の当番だからな、星那ちゃん特製の肉じゃがをご馳走してやる」
「はい、先輩♪」

 桃恵は思いきって星那と腕を組んでみる。
 ちょっと、大胆すぎただろうか?
 やっぱり腕をほどこうとするけど、
 星那は少しだけ驚いたけど、すぐに腕の力を抜いてくれた。そして硬く腕を組んでくれた。

「……ったく、お前は本当にオレを戸惑わせる達人だな」

 褐色に焼けた星那の頬がほんのりと赤く染まっていて、鍛えられた二の腕が熱くなって……、そんな星那が愛おしく思えて、桃恵はその褐色の腕を離すものかと誓いながら、腕を絡みつかせていく。

        ☆

 すでに明かりが落ちた大部屋。
 陸上部の女子たちは、布団に入るとすぐに寝息を立て始める。

「すー、すー……」

 無防備な寝顔を晒し、安らかな寝息を立てているのは桃恵だった。
 風邪を引いて消耗していたし、星那特製の肉じゃがをお腹いっぱい食べて眠くなってしまったのだろう。
 歯を磨いて布団に入った瞬間におやすみ三秒というわけだ。

「やっぱり寝顔も可愛いな」

 星那は百恵の無防備な寝顔を見つめ、髪を優しく梳く。
 寄り添うように横で寝ても、桃恵は目を覚ます気配さえもなく、安らかな寝息を立てている。

「桃恵……、お前はいつだってオレのそばにいてくれたよな」

 星那はしみじみと呟く。
 いまでこそ星那はまともに走れるけど、一時期怪我をしてしまって、走れない時期があった。
 そのときは星那は荒れたものだ。
 もう二度と走れないんじゃないか?
 怪我をしているあいだにライバルたちに差をつけられるんじゃないか? と。
 そんなとき支えてくれたのが桃恵だった。
 健康にいいストレッチだとか、毎日栄養を考えた弁当を作ってきてくれたりとか、走れないときでもできる練習メニューを考えてくれたりしたものだ。

「おめーがいなかったら、今のオレもいないだろうな……」

 もう二度と走れないかもしれない……。
 そんな漠然とした不安を払拭してくれたのが桃恵だった。
 桃恵は、いつもそばにいてくれたのだ。

「オレのパンツがおかずにされてるときは吃驚したけどよぉ」

 それでも、心のどこかで嬉しいと思ってしまった自分がいるのも事実だった。
 だからなのかもしれない。
 なんの躊躇いもなく、桃恵のショーツを穿くことができたのは。

「もう絶対に離さないからな……。お前が嫌だって言うまで……」

 無防備な寝顔を晒している桃恵を、慈しむように一撫ですると、星那も床につくのだった。

        ☆

「んん……?」

 星那が眉をしかめたのは、空が青白んできた早朝のころだった。
 なぜか、お尻を包んでいるショーツが冷たくなっている。

「はっ!?」

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

先輩のショーツを穿いて熟睡してしまった桃恵の運命やいかに。

百合香る夏合宿16につづく!





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