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百合小説!


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百合香る夏合宿10

<英語版はこちら>
Click here for the English section of the illustration (text is in Japanese)



先輩におむつを充ててもらった桃恵はぐっすり熟睡する。
しかしふと目を覚ますと、すでに抗いがたい尿意に襲われていて――。

目次

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 じょぼぼぼぼぼぼぼ……。

 くぐもった水音とともに、もこもこと紙おむつが膨らんでいく。
 紙おむつに使われている吸水ポリマーは、入道雲のように膨らむことによって水分を閉じ込めるのだ。
 漏らす前は薄くても、おしっこをすれば、吸収したぶんだけ分厚くなっていく。
 その感触に桃恵は戸惑ってしまうが……それでも、おしっこを止めることができなかった。

「ああぁ……。温かくて包み込まれてる……。おしり、ぬくぬく温かいよぉ……」

 しょわわわわわわわ……。

 会陰を伝ってお尻へと流れ込んでいくおしっこに愛撫されて、桃恵の頬はすっかり緩みきっていた。
 この年にもなっておもらしだなんてしたらダメなのに。
 だからこそ、背徳的な快楽に、桃恵は尚更溶けてしまっているのかも知れなかった。

「おしっこって、こんなに温かいんだ」

 すっかり緩みきった桃恵の尿道。そして頬。
 桃恵は、自らのおしっこの温かさに浸っている。
 仰向けで寝ているから、背骨のほうまで生温かくなっているけど、それでもおむつはしっかりと桃恵の失敗を受け止めてくれている。

(ここは、おトイレと変わらないんだ)

 そう実感すると、なんだか我慢することがおかしくなってきてしまって……桃恵はなんの躊躇いもなく尿意を解放していた。

 しゅいいいいいい……。
   プシュッ!

「んんっ!」

 ブルル!
 最後の噴射と、大きな身震いで、桃恵の物心ついてから初めてのおむつおもらしは終わりを告げた。
 あとに残ったのは――。

(おむつ、温かくてサラッとしてるの?)

 タオルケットをめくって確認してみる。
 あんなにもおしっこを漏らしたというのに、紙おむつはサラッとしていて、横からも、お尻のほうからも漏れていないようだった。
 ただ、白かった紙おむつは、桃恵の聖水によってほのかなレモン色へと染め上げられていた。

「凄い。こんなに黄色くなるんだ……」

 感心していると、しかし早くも紙おむつは冷えてきてしまう。
 だけど困ったことがあった。

「あ、あれ? 替えのおむつは?」
 どんなに見回しても、おむつが入っていたはずのビニール袋がなくなっていたのだ。
 たぶん、星那が棚のどこか深いところにしまっていったのだろう。こういうところは意外と几帳面なところがある先輩なのだ。

「替えのおむつ無いなんて……。先輩ったらのドジなんだからっ。あうう、おむつ、冷たくて気持ち悪くなってきちゃてる」

 温かくお尻を包み込んでくれていた紙おむつは、冷えたスライムのようにお尻にまとわりついてくる。

「どうしよう、おむつ、脱ぎたいけど」

 だけど、替えのおむつがないと下半身を露出させることになってしまう。
 そうなればトイレに立つことさえもできなくなるし、再び尿意に襲われたときにどうしょうもなくなってしまう。
 ただでさえ、風邪で怠くてトイレに立つのもしんどいというのに。
 それになによりも――。

(星那先輩が充ててくれたおむつ、脱げないよ)

 このおむつを脱げばトイレに立つこともできなくなるし、それに星那が充ててくれたおむつを脱ぐことなんて、できるはずがなかった。

(このまま穿いててもいいよね。ちょっと冷たくて気持ち悪いけど……。せっかく先輩が充ててくれたんだし)

 桃恵はタオルケットをかけ直すと、再び瞳を閉じる。
 おむつへのおもらしは想像していた以上に体力を消耗していたようで、桃恵はすぐに安らかな寝息を立て始めていた。

        ☆

「……あれ、私……寝ていたの?」

 桃恵が目を覚ますと、医務室の白いカーテンは夕日に赤く染まっていて、涼風に揺れていた。

「あっ、先輩……」
「よう、ぐっすり眠れたか?」
「は、はい……」

 ベッドサイドでは練習を終えてきたのだろう。
 体操服姿の星那が丸椅子に座って、八重歯を覗かせてイタズラっぽい笑みを浮かべていた。
 褐色の肌にはかすかに汗が浮かび、ほんのりと爽やかなシトラス系のデオドラントスプレーの香りが漂ってきている。

「やだ、先輩、ずっと見ていたんですか?」
「おうよ。桃恵の寝顔、ガッツリ堪能させてもらったぜ。きゃわいかったぜ♪」
「うう~」

 星那にずっと無防備な寝顔を晒していただなんて。
 あまりの恥ずかしさに桃恵の頬は、夕焼けよりも真っ赤になっていた。

「なあに、そんなに恥ずかしがるなって。役得ってやつさ」
「役得……?」
「そうそう。オレがしっかり桃恵の看病してやらないとな!」
「ちょっ、先輩!?」

 桃恵は小動物のように身体を丸めてしまう。
 それも無理もないことだった。
 なにせ、星那がタオルケットを一気に跳ね上げたのだ。

 むわ……っ。

 タオルケットに密封されていたのは寝汗の香りと、隠しようのないおしっこの匂いだった。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

楽しんでもらえたでしょうか?
このブログに引っ越してきてなかなか訪問者が増えずに苦戦中です……。


百合香る夏合宿11につづく!




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