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大決壊03_二人は仲良し_上条千尋02

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妹は甘えんぼ!5

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体育の跳び箱の授業中、お腹が痛くなってくる恐怖。

一度くらいなら我慢できると思って踏み切るも――。


目次

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 今日の最後の授業であるところの体育。
 体育は女子と男子が分かれて行われる。
 一クラスの女子だけでは少ないので、隣のクラスの女子との合同授業だ。
 絵馬が穿いてるショーツはヌルヌルになって力尽きようとしていたけど、この一時間さえ乗り越えてしまえばあとはもう帰るだけ。なんとか隠し通せそうだ。

『体育館、蒸し暑いねー……』
「うん」

 絵馬はクラスメートの女子と他愛のない世間話に相づちを打つ。
 体育館は蒸し暑くて、他の女子たちも汗をたくさんかいている。
 だからちょっとくらいブルマが湿っていても、もう誰も気にしなくなっているに違いなかった。

「跳び箱、かぁ……」

 絵馬は憂鬱げに呟いてしまう。
 絵馬たちの前には、三つの跳び箱が並んでいた。
 一番高い跳び箱、
 中ぐらいの跳び箱、
 そして一番低い跳び箱。
 それぞれの運動神経に合わせて、女子が好きな高さの跳び箱に並んでいる。
 絵馬が並んでいるのは、一番低い跳び箱だ。
 それでも絵馬の両脚がつかないくらい高いし、今までだって一度も上手く飛べたことがない。

「あーあ、跳びたくないなぁ……」

 そんなことを呟きながらも、ついに順番が回ってきてしまう。
 体育館の板張りの床を、しっかりと上履きのゴムで踏みしめながら駆け出し、跳び箱の手前にある踏切板に両脚をついて――、

(ジャンプ!)

 心の中で強く念じながら跳ぶけど、しかし絵馬のブルマに包まれているお尻はストンと跳び箱の半ばほどに落ちていた。
 硬めのクッションがお尻に痛い。

(はぁ……やっぱり簡単に跳べるわけないよね……)

 脚を開いたままでため息をつくと、跳び箱から降りる。
 そして再び順番待ちの最後尾に並ぶ。……できることなら並びたくないけど。

(あと何回跳べばいいんだろ……)

 まだ授業が始まってから10分も経っていない。
 それなのに春先の体育館は蒸し風呂のように熱くて、立っているだけでも体力が削られていくようだった。

(早く帰りたいなぁ……。それでお兄ちゃんのぱんつの匂い嗅ぎながら……えへ、えへへ……)

 昨日の洗濯物はまだカゴの中に入ってる。
 だから今日はこのあと帰ったら、兄のぱんつの匂いを嗅ぎながら、兄のベッドでおまたを――。

 じゅわわっ。

(ああ、ダメ……)

 エッチな妄想をしてしまって、おまたから勝手に愛液が溢れ出してきてしまう。
 すでに水分を吸いきっているショーツとブルマでは抑えきることができずに、真っ白な内股を透明な筋が撫で回していく。

(帰ったらひとりエッチ……)

 そんなことを考えていた、そのときだった。

 ギュルッ、
  ギュルル……。

「えっ」

 唐突な、そして忘れかけていた感覚に、絵馬は短い声を漏らしてしまった。
 お腹が軋むような、この感覚は間違いない。
 久しぶりに来た、お通じの前兆。

(最後に出たのは……えーっと、……二週間くらい前、かな?)

 絵馬は極度の便秘だった。
 おしっこはすぐに漏らしてしまうのに、うんちのほうはほとんど出てきてくれない。
 いつもお腹でカチカチに固まっていて、パンパンに張ってるし、どんなに息んでも出てきてくれないのが悩みだった。

(ヨーグルト、効いたのかな?)

 ギュルルッ、
  きゅるるるっ。

 二週間ほど沈黙を破っていた大腸の蠢動に、顔をしかめながらも我慢する。
 毎朝ヨーグルトを食べているのは兄の精液が美味しくなるためでもあるけど、絵馬の便秘を解消するためでもあるのだ。
 ようやく効果が出てきてくれたのかと、内心で喜びながらも――
 しかし直後に襲ってきたのは、焦りだった。

(今日は短縮日課じゃないから、授業が終わるまで……あと四十分……。う、うそ……っ)

 ぎゅるるるる!
  ギュルッ、グルルッ!

 パンパンに張ったお腹から腸が蠢動する不吉な音が振動と名手伝わってくる。
 体操シャツに覆われているお腹に手をあてる。
 不思議なもので、お腹の具合というのは焦れば焦るほど悪くなっていくものだ。

(ちょっ、ダメ……、間に合わない、かも……?)

 グルルッ!
 グルルルルル!

 獣のような低い唸り声を上げて、腹痛が小柄な身体へと牙を剥く。
 じわじわと身体の深いところに食い込んでいき、絵馬の心を折ろうとしてくるかのように。

(うっ、うう! 急にくるなんて……!)

 絵馬の額には油のような冷や汗が浮かんでいる。
 額に浮かんでいると言うことは、胸にも、背中にも、お尻にも冷や汗を掻いていると言うことだ。

(どうしよ。おトイレ、行ったほうがいいかも? ああ、でも!)

 ぐゅるる!
 ゴポッ、ぐ、ぐぅ……。

 お腹から発せられる、腸が捻れるかのような痛みに堪えながら、絵馬はトイレに行くことを躊躇ってしまう。
 以前、絵馬には誰にも言えない大失敗をしたことがあったのだ。
 あれは成長期を迎えて、酷い便秘とのお付き合いが始まって間もないころだった。

(おトイレ、詰まられちゃうなんて……だめっ)

 何周間分かは忘れたけど、便秘を学校のトイレに出した絵馬は、トイレを詰まらせてしまったのだ。
 あのときは男女共用トイレだったこともあり、男子たちは絵馬が出したうんちを見て大いにはやし立てた。
 それからというもの、絵馬は学校でうんちをすることに抵抗があった。
 できれば、家まで我慢したい――。
 この体育の授業を乗り越えることができれば、あとはもう下校するだけだ。
 あともうちょっとだけ我慢すれば……。

「えっ」

 絵馬が短い声を漏らしてしまったのは、下を向いていた視界がフッと開けたからだった。
 気がつけば、跳び箱の順番が回ってきている――。
 その事実に、フッと意識が遠のきかかる。

「えっ、あっ、ううっ」
 戸惑っていると、
『絵馬キチ、どうしたー? 早く跳んじゃいなよ』
 すぐ後ろにいるクラスメートが首をかしげながらも急かしてくる。
 こうなってしまうと、お腹が痛くなったからパスしたいとも言い出せない。

(一回くらいなら……! 我慢できるもん!)

妹は甘えんぼ!6につづく!




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