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高校2年生。
日向千冬(ひゅうがちふゆ)
フレームレスメガネ。
冷たい美貌を持っている。
身長160センチ。
スレンダーな体格。
白と紺のオーソドックスなセーラ服。
赤のスカーフ。
紺のスカートはショーツが見えそうなくらいに上げられて、インドア派特有の陶器のように青白い太ももが惜しげも無く晒されている。
けど実は変態。
女の子なのに、外でおもらしすることに快感を覚えている。
愛用のショーツは飾り気のない白のコットンショーツ。
お尻を覆ってくれる、やや子供っぽいデザイン。おしっこを漏らしたときに、ペッタリと張りついてきてくれるように。
この小説は2話目以降、支援者様向けの特典小説です。
2話目以降はパスワードを入力してお楽しみください。
――いつからだろうか?
外でおしっこをすることに快感を覚えるようになったのは。
きっかけは、小学生低学年のころだったと思う。
男子ばかり外でおしっこができてズルいからと、それならばということで人目がない公園の片隅でこっそりと『実験』と称しておしっこをしてみたのだった。
そのとき、千冬は知ってしまった。
外でおしっこをする開放感と、そしてまだ思春期を迎えていない『輪郭の得体の知らない快楽』を――。
だけどそのことは誰にもいっていない、千冬の秘密だ。
そもそも、そのときはエッチなこと=イケナイことと思っていたし。
日向千冬はそんなことを考えながら、真夏の朝日がが照りつける通学路を足早に進んでいく。
子供のころから『実験好き』だった女の子は、冷たい美貌を持つ少女へと成長していた。
年の頃は高校2年生。
切れ長の瞳にはフレームレスメガネ。
黒髪は前で切り揃えられ、後ろはお尻を隠すほどのロングヘア。
そのスレンダーな身体を包むのは、白と紺のオーソドックスなセーラー服。
紺のスカートはショーツが見えそうなくらいに上げられていて、インドア派特有の、陶器のように青白い太ももが惜しげも無く晒されていた。
(いつからだっけな……。外でおしっこするのが気持ちよく感じられるようになったのは)
いつもの登校風景。
しかし千冬が考えていることといえば、おしっこのことばかりだった。なにしろ現在進行形で、
(ううっ、そろそろ漏れそう……ッ)
じゅわあ……。
ただでさえ真夏の蒸れ返ったショーツの裏側に、ジンワリとしたぬくもりが染みこんでいく感触。
千冬はおしっこを我慢しながら登校している真っ最中だったのだ。
実は朝一番のおしっこはまだしていない。
膀胱には一晩をかけられて濾過されたおしっこが溜まっている。
それは毎朝の千冬の習慣でもあった。
なぜ、そんなことを?
その疑問は、通学路の途中にある公園の茂みに隠されていた。
「あ、危ないところだったわね……」
千冬が人目を気にしながらやってきたのは、大きな公園の茂みのなか。
石畳の両脇に設えられた茂みは、しゃがみこんでしまえばよほど覗き込まれなければ姿を見られることはない。
そんな茂みに踏み込んでいき、1、2メートルほど。
周囲に誰もいないことを確認すると、千冬はホッと安堵の吐息をつく。
「ここは私だけのトイレ……ふふ」
氷のような印象を与えかねない美人は、茂みのなかに入ると冷たい笑みを浮かべる。
この茂みは、千冬にとってはトイレなのだ。
いつも登校するときは、朝一番のおしっこを解放することにしていた。
あとはしゃがみこんで、尿意を放つのみ。
だけどそれで気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?
ジョボボボボ!
チビッた……してはあまりにも大量のおしっこを漏らしてしまう。
クロッチの裏側に取り返しのつかないぬくもりが染みこんでいき、青白い太ももを濃密な黄色の体液が流れ落ちていき――
「だ、ダメ……!」
千冬は堪らずに茂みのなかでしゃがみこんでいた。
ショーツを、降ろすことも叶わずに。
その瞬間――、
ぷっしゅあああああああ!
圧迫されたお腹から、勢いよくおしっこが噴き出してくる。
その勢いたるやクロッチを突き破って、真夏の白土に1メートルほどのおしっこの染みを飛ばすほどだった。
「あっ、はあぁぁぁぁぁぁぁ……」
千冬の熱い吐息とともに、真夏の熱気におしっこが噴き出していく。
千冬が愛用しているショーツは、飾り気のまったくない白のコットンショーツだった。
クラスメートたちはローライズや紐ショーツとか、面積の少ないショーツを穿いてきている女子がほとんどだけど、千冬はずっと昔から穿き続けてきた白のコットンショーツを愛用しているのだった。
その理由は、お尻をすっぽりと覆ってくれるからだ。
「ああぁ……。しちゃってる……ぱんつ、穿いたままなのに……」
しょわわわわわわわわ……。
ショーツのなかで響く、くぐもった水音。
濡れて透けている股間は、赤ん坊のようにツルツルのパイパン。
勢いが落ち着いてきたおしっこはクロッチという二重布に遮られて、生温かい手でお尻を撫で回していくようでもある。
この感触が大好きだから、千冬は子供っぽいこっとんショーツを愛用しているのだ。
だが、そのとき――。
『今日も暑くなりそうだよー』
『今朝のニュースで、今年一番の暑さになるってさー』
『マジ最悪なんだけど』
千冬がしゃがみこんでいる茂みのすぐ外から、女子の話し声が聞こえてくる。
反射的に身体を縮こまらせる千冬だけど、おもらしを止めることまではできなかった。
女の子の尿道は、太く、短いのだ。
一度漏らし始めてしまうと、そう簡単には止めることはできない。
それでも無理やりおまたを引き締めると、勢いが弱まったおしっこは、ショーツのなかでか細い音を立てた。
シュイイイイイイイイ……。
(お願い、バレないで……っ)
お祈りしながらその場でしゃがみこんだままおもらしをすること、三十秒ほどだろうか?
女子の声と、足音はやがて遠ざかっていった。
少しでもおしっこを止めようと力を入れていたおまたから、フッと力が抜ける。
しゃああああああああああっ。
「はっ、はああっ」
まるで夕立のような勢いのおしっこだった。
真夏の焼かれた白土に染みこんでいくと、草いきれにツーンとしたアンモニア臭が立ち昇っていく。
ぽた、ぽたた……。
ヒクッ、ヒククッ!
おしっこが終わり、最後の一滴を出そうとするときに小陰唇がヒクヒクと痙攣し、千冬のおもらしは終わりを告げた。
「はぁぁ……気持ちよかったぁ……」
途中で女子たちが通りかかったときはどうなるかと思ったけど、そのスリルも含めて千冬はおもらしが好きだった。
外でおしっこをすることに快楽を見出した実験好きの少女は、誰にも言えない性癖へと目覚めていたのだった。
「ショーツ、お尻に貼り付いてきてる……。冷たくて気持ちいい」
真夏の熱気に、おもらしショーツは早くも冷えてくる。
千冬を責め立てるかのようにお尻に貼り付いてくるショーツは、しかし千冬にとってはご褒美だった。
熱く火照った思春期のお尻に、濡れそぼった冷たいショーツが心地よくペッタリと貼り付いてくる。
「今日もおもらししちゃうなんて……なんて変態なんだろう」
と、いつもおもらしをした後には後悔するけど、きっと明日には同じこの茂みで朝一番のおしっこを放つに違いなかった。
よく目を凝らせば、白土には水たまりが乾いた跡が残っている。
それこそが今まで千冬がここでおしっこをしてきた証拠でもあった。
雨が降れば消えるというのに――、ここしばらく晴天が続いているから、白土には水たまりのあとがいくつも残っていた。
(おまた、熱くなってる――)
熱病に浮かされるかのようにふらりと茂みから立ち上がると、濡れそぼったショーツのクロッチの裏側がネットリと熱くなっていることに気づく。
(今日はバレそうになったから、余計に濡れてしまってるんだ……)
茂みから出ると、いつもの通学路の登校風景。
しかし千冬のショーツは朝だというのにぐしょぐしょになっている。
換えのショーツはカバンに持ってきてある。
だけどすぐに交換せずに、学校のトイレまで濡れそぼったショーツの感触を楽しんでいくのが千冬の習慣だった。
(女の子がスカートを穿いてるのは、ちょっとくらいおまたから色々と溢れ出してきても大丈夫なように、ね……。ふふふ)
若く瑞々しい身体の秘筋を、人知れずに熱い蜜で濡らし――、
千冬は日常的な登校風景へと溶け込んでいく。
もしもズボンを穿いていたら、ぐしょ濡れのショーツを誤魔化すことができないだろう。
ヒラヒラと揺らめくスカートは少女の秘密を軽やかに隠してくれる。
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