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教室でおもらしをしてしまって、保健室へ。
そこでミリーが目にしたものとは……?
「うう……、まさか教室でおもらししちゃうなんて……」
友部さんに連れてきてもらった保健室で、ミリーは羞恥心のあまりに頭を抱えたい思いだった。
だけどそんなことをしている暇はない。
まずは、おしっこに濡れてしまった制服を脱がなくてはならないからだ。
ミリーはカーテンで仕切られたベッドの脇で、濡れそぼった制服を脱いでいく。
「ブラウスも濡れちゃってるし」
白かったブラウスは、おしっこのレモン色に染まっていた。
洗濯しないと、ちょっと着る気にはなれない。
お気に入りのしましまショーツもおしっこでぐしょ濡れになっていた。
「濡れてないのはブラジャーだけ……」
おしっこに濡れた制服を脱いでいって、最後に残ったのは水色のブラジャーだった。
裸一丁……、いや、ブラ一丁。
なんとも奇妙な格好で、ツルンとしたおまたをティッシュで拭っていると、
「体操服、持ってきたよ。……カーテン、開けてもいい?」
「うん」
返事をすると、白のカーテンがゆっくりと割れて、隙間から友部さんが入ってくる。
その手には、ミリーの体操袋を持って。
まさかこのなかに入っているブルマが、3日前に大量のうんちを受け止めただなんて、想像さえもしていないだろう。
「お掃除は私がやっておいたから。だから心配しないで」
「あ、ありがとう……」
「あと、これは保健室の備え付けのおぱんつね。……ちょっとダサいけど、ね」
「真っ白のぱんつなんてどこで売ってるんだろ」
「ホントにねー」
友部さんから真っ白ショーツを受け取る。
白の、無地のコットンショーツ。
普通に買おうと思っても、なかなかお店では見かけないデザインだ。
友部さんが気を利かせてカーテンの外に出てくれる。
そのあいだにミリーはショーツを穿いて体操服へと着替えていた。
濡れた制服やショーツはビニル袋に入れて体操袋に詰めておく。
「着替えられた?」
「うん。おかげさまで、なんとか」
制服は濡らしてしまったから、体操シャツにブルマを着るしかないのが悲しいところだけど。
それでも6時限目の授業だったことが不幸中の幸いだ。
「それじゃ、ミリーちゃんは早退、でいいよね」
「うん……もう教室に帰る気も起きないし……。それにしても……教室でおもらしなんて……、明日からどんな顔して登校すればいいんだろ……」
思いだしただけでも頬が熱くなってきてしまう。
まさか教室でおもらししてしまうだなんて。
「はぁ……。明日、学校休もうかな……」
そんなことを呟いていると、
「あ、あの……、ミリーちゃん?」
「な、なに……?」
「おもらしのこと、そこまで心配しなくても大丈夫、だと思うから」
「でも……」
「私も、ほら……、授業中におしっこ我慢できなくなるときとかあって……」
「でも、まさかおもらしだなんて……うう~」
「……誰にも言わないって約束する?」
「な、なに、急に」
「誰にも言わないって約束、できるかな?」
「う、うん……。なんのことか分からないけど」
内気な保健係の女の子に気圧されて、ついつい頷いてしまう。
友部さんは、自分のスカートの両端をつまむと――、
「お、おむつ……?」
スカートのなかから露わになったのは、分厚い紙おむつだった。
おしっこを漏らしたのか、鮮やかなレモン色に染まっていた。
「わ、私も授業中におもらししちゃったことあって……、それからおむつ充てて学校にきてるの。安心できて良いよ」
「へー、全然気づかなかった。おむつ、凄いんだねー」
「ミリーちゃんも一枚、どうかな?」
「ええっ」
さすがに急におむつを充てるのは抵抗があるからビックリしてしまうけど、おむつというのはなかなか良いアイディアのような気がする。
友部さんもいつも穿いてきているようだし。
「それじゃ、一枚だけ……欲しいな」
「うん、そう言ってくれると思って、ミリーちゃんのぶん、用意しておいたんだ」
友部さんは持ってきたカバンから替えのおむつを取り出すと、手渡してくれる。
今すぐにでも充ててみたいところだけど、スカートがおしっこに濡れているから無理だ。
――おむつ。
いったい、どんな穿き心地なのだろう?
そのことを想像するだけで、なぜかミリーはドキドキしてくるのを自覚していた。
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