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ライトノベル!

シャロンの憂鬱3

<英語版はこちら>
Click here for the English section of the illustration (text is in Japanese)



3時間分のデータロストから復活……たぶん。よりによって出来上がったプロットの肉付け中に飛ぶとは……。いつもの手順として、全体の大まかな表現を決めてから書き始めるもので、そこで消えたのでショボーンでした。拡張子txtだとバックアップも無いという……。

さて、マジアカの二次創作。
夜中のトイレで秘密の実験を終えたシャロン、そこに現れたルキア……。はたしてシャロンはその場を凌ぐことができるのか……!?

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トントンッ

個室の扉が、突然ノックされたのだ。心臓が口から飛び出しそうになるくらい驚いてしまう。悲鳴を上げなかっただけでも自分を褒めてやりたいくらいだ。
……本当に、この個室のドアがノックされたのだろうか? しばらく、息を潜めて見ることにすると……トントンッ
再び、ノック。

なんてことだろう!
空いてる個室なんていくらでもあるだろうに、よりによって何故ノックなんてする必要があるのだろうか!

どうしよう! 慌ててサニタリーボックスを開けて見るも、掃除を終えてから誰も捨てていないのか、中身は空っぽだ。
この中におむつを捨てたりなんかして……ましてや、おしっこの臭いが染みついているショーツを穿き直して、空っぽになったポシェットを持っていたりしたら、おむつを捨てたのが自分だって言うことがばれてしまうかも知れない……。

本当ならここでノックを返せばそれですむ話なのかも知れないけど、パニックになりかかっている頭ではそんなことを思いつくはずもなかった。
仕方がないのでシャロンはそのまま外に出ることにした。

*   *   *

 大丈夫。
普通にしていればスカートのなかに何を穿いているかなんて分かるハズがない。
そう、『普通』にしていればいいのだ。
折れそうになった心を強く持ち、シャロンは平静を装って扉を開けた。

扉を開けると、そこに立っていたのはルキアだった。
こんな時間なのにパジャマじゃなくて黒を基調としたマジックアカデミーの制服を着て、後ろに手を組んで、イタズラっぽい笑みを浮かべている。
シャロンとは対照的に、グレープフルーツでも詰め込んでいるのかと疑いたくなるような胸をしている。

「あはっ、やっぱりシャロンだった。こんな時間になにしてたの? ……それとも、一人でお楽しみのところ邪魔しちゃったかな?」
「た、ただトイレに来たくなっただけですわっ」
「それにしてはホッペが少し赤いけど……?」
「あ、赤くなんか……!」
「そんなこと言っても……シャロン、気付かないかな~。自分ですごく良い匂いさせてるの……くんくん」
すっとルキアが近づいてきたかと思うと至極自然な動作で抱きついてきた。豊満な胸が、貧相な胸に押しつけられる。

この時になってようやくシャロンは気付いた。いくら自分が普通に振る舞ったところで……普通じゃないのはルキアではないか!

「ちょっ……こんなところでっ!」
「ほらぁ……うっすらと汗ばんだ首筋から、果物みたいな甘い匂いがしてるよ……?」

――だめっ! これ以上近づかれたら……!

重くなったおむつを穿いて人と向かい合うと、忘れていた羞恥心がむくむくと膨らんでくる。
勝手に顔が紅潮してきて、自然と腰がひけてしまう。
そんな些細な動きをルキアが見逃すはずがなかった。

「あれ……? 今日のシャロンのお尻……?」

ルキアの手は、シャロンの腰のくびれにからみつくように撫で回し、しだいに少しずつ下に下がっていき、スカートごとお尻を掴もうとして……

「やっぱり……シャロン……いつもよりもお尻が大きいよ? ……それにこの感触は……?」
「そ、それは……あぁ……だめっ!!」
「毎日見てるシャロンのお尻だもん。急に大きくなったら気付くよ」

スカートの中で、カサカサと紙の擦れる微かな音。

「お願い! みんなには内緒にしてて!」
「いいけど……もしかして、漏らしちゃったの……?」
「そ、それは……」
「うん。正直に言ってみて。怒らないから」
「……ちゃいました……」
「えっ? 良く聞こえない」
「おもらししちゃいました……おむつのなかにわざとおもらししてしまいました……」

口に出してみて、改めて込み上げてくる惨めさ。おむつを穿いていることだけじゃなくて、おもらししてることさえも告白されるなんて……恐らく、今日という日を一生忘れることはないだろう。
だけどルキアの口から発せられた言葉は予想外のものだった。

「シャロン、可愛いよ」
「………え?」
「ちょっとわたしの部屋に寄っていかない? おむつ、そのままだと気持ち悪いでしょ?」
「ショーツなら部屋に帰ればいくらでも……」
「いいからいいから。可愛いシャロン、もっとみたいな」
「………かっ!!」
途端におでこから湯気が出てるんじゃないかと思えるほど熱くなってしまう。

こうしてシャロンはルキアの部屋に連れ込まれることになる。
夜の闇に包まれた廊下を足音を立てないように、禁断の密会が始まろうとしていた。

次回、百合展開……?

シャロンの憂鬱4につづく




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